今回、林威廷さんがiDripのためにご用意してくれたコーヒーはウォルカ加工工場(WORKA)で加工されています。同工場はシダモ省にあり、農家305名で構成しています。年間生産量は460トンの比較的小規模な農家協同企業です。
コーヒー栽培過程の化学肥料および殺虫剤の使用していませんので、EU認可のオーガニック認証団体Skalのオーガニック認証を取得しています。 エチオピアのコーヒー栽培の半数以上が庭園栽培で、小規模農家は自宅裏庭でコーヒーを栽培しており、平均植栽面積は0.5〜1.5ヘクタールでコーヒーベースの商品作物として栽培しています。
エチオピアの行政区分は、大きい順番で、州(Region)、地方(Zone)、郡(woreda)、村(kebele)の4つの等級に分けられており、ほとんどのコーヒー生豆はこの規則に基づいて命名されています。2018年のウォルカは、 Y.C.F.C.U. (Yirgacheffe Coffee Farmers Coop.Union)が製造しています。平均標高1900メートルでコーヒーが生産され、標高とその絶好のロケーションの組み合わせにより、シダモでの最も清潔で一貫したコーヒーが実現可能になります。
咖啡林咖啡 Coffeelingが推薦するウォルカは酵素水で洗浄を行っています。pH8.5の水中酵素を水槽内で24-48時間発酵後水洗しますが、従来のエチオピア式水洗処理してコーヒーとは違うクチナシや柑橘系の香りがします。
林さんは、バラとベリーの独特の甘い香りとお茶のような後味をお楽しみになれるように浅煎りを利用します。もしフローラルコーヒーのファンなら、咖啡林は「コーヒーで告白するならぴったり」だと笑って言います。