ジャンソン農園はパナマのバル火山西側のボルカン地区に位置しています。農園主のカール・ジャンソンさんはゲイシャ種に対して深い愛情を持っているがゆえに、退職後今の場所でゲイシャ種の栽培に専念することに決めました。総面積1200ヘクタールで農場の土質は栄養が豊富な火山灰の土壌であり、ゲイシャ種は必ず海抜高度が高い地域で育てる必要があることに対して、海抜約1700~1750メートルです。加えて有機農園で栽培するため、元々優れた栽培環境に自然農法を取り入れていますので生産されるゲイシャ種は品質が非常に優れています
また、機械と人力の両方で選別を行い、コーヒーを加工する際、最新の方法と従来の方法を組み合わせた職人技を導入しています。
2013年以降、ジャンソンさんはパナマのコーヒー豆コンテストで一際異彩を放つようになり、その素晴らしさは人々に焼き付きました。また、ずば抜けた高品質が評価され、今年の受注額は新記録を更新しました。同時に、それ以降、全体的な入札価格は急上昇しており、その優れた風味は業界全体の急成長につながりました。
ジャンソンさんたちが収穫するフルーツはウシの血のような赤いコーヒーチェリーが中心です。品質はとてもよくて、農場は科学的で大規模な管理によってサポートされ、そして徐々に生産量と品質が改善されつつあります。農園の敷地内には7000フィートの滑走路もあり、プライベート用小型機の離着陸ができますので、火山地域の交通の不便さの問題解消に効果的です。
今回頼昱権さんが丹念に厳選した豆は、農園で分類、厳選されたブルーラベルのゲイシャ種です。頼さんはジャンソン農園のゲイシャ種が推薦され多くの消費者に普及することは大変すばらしいことだと言い、また、頼さん本人が在籍する会社も多くの人に鑑賞してもらったり味わうことができます。このゲイシャ種が持つ柑橘系や花の香り、甘さを再現すべく、私たちは頼さん本人と協力してパラメータテストをする過程で、これらの部分を完全に再現することに成功しました。